夏と言えば何を思い浮かべますか?
わたしはなんと言っても花火。家族でする、ねずみ花火、スーパードラゴン、線香花火(ちょっと古いですが…。)などなど、今でも記憶に残っています。
近くの大阪淀川花火大会や大阪茨木市の辯天宗花火大会などの花火も大好きです。
真下からみた打ち上げ花火の豪快さに驚き、遠くから見る花火の優雅さにも見とれたものです。
しかし、最近日本全国で開催されている「花火大会」が天候不良以外でも中止になっています。
今回は、夏の風物詩「花火大会」開催が中止になる理由をまとめてみました。
打ち上げる場所がなくなった。
以前の花火大会は、大きな空き地などで花火の打ち上げが容易にできました。
しかし近年は、マンション建設や自治体で誘致された企業の工場などの建設などの周辺環境の変化で花火大会が開催できなくなりました。
それに加え、多くの見物人の駐車場の確保も難しくなり、花火大会開場周辺への迷惑駐車が問題になっています。
2018年に中止になった「宝塚観光花火大会」も、宝塚温泉で知られる武庫川観光ダム一帯が打ち上げ場所でしたが、この場所に大規模なマンションができたため、安全確保ができないという理由で中止になりましたね。
(この宝塚観光花火大会を近くで見れるというのでここへ来たという人もきっといるんでしょうね。)
花火大会開催の資金不足
お金が集まらない。足りない。
花火大会を開催するには「花火の打ち上げ費用」と「警備員の配置」など安全確保費用がかかります。
花火の見物人が多くなると、その安全を確保をする警備員の数も増えます。まずその警備員の数の確保が難しくなり、それに掛かる費用も多くなります。
その費用がなかなか集まらず花火大会が開催できなくなります。
新しい試みとして、泉南の花火大会では、有料(2000円)の音楽フェスタと一緒に花火大会を開催し、打ち上げ花火を間近に見れる有料の高額席(4人で5万円)なども用意し、花火大会を開催を継続できる方法を始めています。
とにかく花火大会を開催するには資金集めは重要なポイントになります。
豪雨や震災などの自然災害での影響
台風などの大雨、土砂災害、地震などの自然災害が起きた場合は、花火大会は中止になります。
例として、2018年7月9日の大阪北部地震の影響で、大阪府茨木市の辯天宗花火大会が中止になりました。震災前には花火大会は開催される予定でした。
わたしもこの「辯天さんの花火大会」を楽しみにしていた1人です。とても残念です。
大阪のなにわ淀川花火大会は開催されるようですね。この花火大会は見に行きます。
花火大会当日の天候
花火大会の中止の基準ですが、
落雷注意報や大雨注意報が発令されている場合
地上で10分以上継続して、風速7mの強い風が吹いている場合など。
多くの花火大会は少しの雨でしたら開催されますね。傘は禁止でカッパの着用が義務付けられています。台風などの強風や雷の場合は中止になります。
・大阪の茨木弁天花火も何度か開催中止になっています。毎年、主催者側に問い合わせが多数あります。
花火大会で中止になった花火はどうするの?
花火大会が台風などで中止になった場合の花火ですが、開始前に中止になった花火は他の花火大会に転用されます。
開始後で筒のカバーが外された花火は湿気で使用できなくなり全て廃棄されます。
この場合、何千、何万発の花火なので廃棄費用も莫大な金額になります。
でも主催者側が「花火保険」を掛けているので花火代や警備費用などの損失は大半が保険でまかなえます。
花火大会開始前に中止になった場合のほう無駄が少なくなりますね。
まとめ
花火大会が中止になる理由は、天候以外にも、花火を見に来る人が多くなり過ぎ、安全確保や資金確保ができなくなり花火大会が中止なるという皮肉な理由が存在します。
この日本の夏の風物詩「花火大会」ずっーと続けて欲しいですね。
まず個人が始めにマナーを守って花火大会を楽しみましょう!
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