ピーナッツとアーモンドの違いって知ってます?
ある時質問されて答えに困ってしましました。
ハッキリしないのに「アーモンドとピーナッツって同じでしょ。」って答えてしまいました。
でも気になってすぐに調べてみたら植物的な分類では全く違うんですね。
今回はアーモンドとピーナッツの違いを書きました。
ピーナッツとアーモンドの違い
・「アーモンド」はバラ科の植物で木に実がなります。ナッツ類(木の実)。
結論から言えばこんな感じです。わたしはどちらも「木の実」だと思ってました。
「ピーナッツ」と「アーモンド」を簡単に言えば上記の説明になります。もう少し詳しく違いを書いてみました。
ピーナッツをもっと知る。
ピーナッツはマメ科の植物で日本では落花生ともいい、なぜかほかの豆と違い花が咲き種が出来始めると地中にもぐって実ができます。原産地は南アメリカ大陸です。
「ナッツ」名前に入っていますがナッツではない。
国内では千葉県が産地として有名ですが、最近は中国産などの輸入品が販売されています。
生産地の千葉県産のピーナッツ(落花生)食べたことありますが、値段も高いですが輸入品とは違いとても美味しかったです。そう言えば子供の頃、南京豆(なんきんまめ)と呼んでいた記憶があります。
ピーナッツは、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を予防する不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。
土に中で実をつける落花生。脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなども豊富で栄養価もとても高いです。
ローストしたり、茹でて食べるのが一般的です。ローストして食べるよりも茹でて食べたほうが味が濃く感じます。
ピーナッツの用途ですが、パンに塗って食べるピーナッツバターが良く知られています。これホ本当に美味しいですね。わたしも大好きな食べ方です。料理などにも使用され、特に中華料理のメニューではよく見かけます。
北海道や東北地方、九州地方では、節分でまく豆は殻付きの落花生だと聞き少し驚きました。
アーモンドをもっと知る。
アーモンドはバラ科の植物で、一見桜の木に似ていて木に実がなります。分類はナッツ類に含まれます。
アーモンドの栄養価についてですが、主な成分は脂質です。脂質の大部分が不飽和脂肪酸(オレイン酸など)で、血中の中性脂肪やコレステロール値をコントロールしてくれます。動脈硬化を予防してくれるんですね。
カロリーは高いですが、食物繊維が多く含まれているので整腸作用があります。
その他に、カルシウム、鉄分、タンパク質、炭水化物(骨の強化)、ビタミンE(美肌効果)を豊富で栄養価も高いです。
アーモンドの主な種類は、カリフォルニア産、バレンシアさん、スペイン産のマルコナ種があります。
国内ではカリフォルニア産のアーモンドが使用されています。
アーモンドの木はさくらに似ています。葉っぱが無いのが特徴です。
アーモンドはお菓子作りによく利用されます。
アーモンドがお菓子で一般の人に知られようになったのは、代表的なものでは、ちょっと古いですが「1粒での2度おいしい」のキャッチコピーの「グリコのアーモンドチョコレート」ではないでしょうか。
わたしも子供の頃から大好きでよく食べてました。アーモンド1粒をチョコレートでコーティングしてあります。
少し前から製菓業界でよく使用されるようになったのは、風味と香りに優れたスペイン産のマルコナ種のアーモンドです。
マルコナ種のアーモンドはカリフォルニア産のアーモンドと比べて、小粒で丸みがあり平たい形をしています。カリフォルニア産のアーモンドより数倍高い価格で販売されています。
アーモンドスライス、アーモンド刻み(荒く刻んだもの)、アーモンドペーストなどの用途があります。
アーモンドプードルは、アーモンドを細かく挽いてパウダー状にして、焼き菓子のフィナンシェやダックワーズなどにも使用されています。アーモンドは本当にお菓子作りではよく利用され、お菓子作りにはアーモンドは欠かせない材料となっています。
ダックワーズで有名なのは、福岡にお店を構えるフランス菓子 16区のダックワーズです。
今回、ピーナッツとアーモンドってどう違うのって思ったのは、お土産でもらったお菓子の「アーモンド」と「ピーナッツ」の表示。これを見た後輩から聞かれたからです。
残念ながらこのお菓子を食べてみても、外の皮が固くてピーナッツとアーモンドの味での違いはわかりませんでした。
今回、いろいろ調べてみて違いがわかりました。モヤモヤしていたことがハッキリしたので良かったです。
まとめ
ピーナッツとアーモンドの違いは見た目は同じようですが、植物分類的には全く違い、ピーナッツはマメ科、アーモンドバラ科の「ナッツ=木の実」で粒がピーナッツより大きめで縦に筋が線状で入っています。
どちらも美味しくて、健康面では優れていますが、ナッツ類の脂質は身体に良いものですが、
やはり採り過ぎは身体に良くないので適度に食べましょう。
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