京都の中でも紅葉で人気の紅葉の名所、祇王寺へ行って来ました。
祇王寺は嵯峨野の奥にあり「祇園精舎の鐘の声」で始まる平家物語にも出てくる歴史のあるお寺です。
春夏秋冬、四季折々の景色が楽しめる祇王寺。祇王寺は意外と人が少なく穴場的な観光スポットです。
今回は11月半ばの京都の紅葉と苔の名所祇王寺をご紹介します。
祇王寺の紅葉までの道
祇王寺紅葉は例年11月中旬頃から下旬頃に見ごろを迎えます。ただ紅葉の見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。今年は少し遅れ気味だそうです。
さて、祇王寺までには結構道標が立っていますが、これを見逃すととんでもない場所へ行ってしまうので気をつけましょう。わたしは見逃して何回か引き返しました。
祇王寺までは車が1台通れるくらいの道幅の細道が続きます。とても静かです。空気がおいしい。
祇王寺へ行く途中でも見事な紅葉が見れます。本当にキレイ。
この年は暖冬で気温が下がらず、紅葉も少し遅れているようでしたが場所によっては見事な紅葉が見れました。
祇王寺までもう少し、少し長めの坂道を歩きます。嵯峨野の奥なので少し肌寒いです。
祇王寺に到着
楓(カエデ)と竹林に囲まれた祇王寺に到着、平日の午前中というのでまだ人はほとんどいません。
初めて来た祇王寺。祇王寺は20分もあれば周れるこじんまりとしたお寺と聞いていましたが、わたしはじっくり1時間位掛けて周りました。
祇園寺の紅葉を楽しむ
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと色付き始め、最低気温が5~6度になると一気に進みます。この年は少し遅めだそうですが、しっかりと色付いてます。
かやぶき屋根にも苔があり、紅葉が降り積もっています。色のバランスがいいですね。
散り紅葉で苔も隠れてしまいます。
苔の庭と紅葉のバランスがとても良いですね。
祇王寺の苔の庭
苔の庭。前日に雨が降ったので苔も元気そうです。
祇王寺の苔を並べてあります。苔っていろんな種類があるんですね。知りませんでした。写真は一部の苔でもっとたくさんの種類の苔がありました。
祇王寺の拝観料
- 拝観料:大人300円・小人(小中高)100円
- 拝観時間:午前9時~午後5時(受付終了午後4時30分)
- 大覚寺・祇王寺(2カ寺)共通拝観券:600円
※大覚寺500円、祇王寺300円 計800円の通常拝観料が600円となります。
※祇王寺~大覚寺までの所要時間は徒歩約25分です。
祇王寺の駐車場
祇王寺には駐車場6台有と書かれています。駐車場が狭くて停めにくいです。それに滝口寺や檀林寺の駐車場も兼ねているため 満車になっていることが多いです。祇王寺には駐車場はないと考えた方がいいでしょう。
おすすめなのは、祇王寺から徒歩10分程の清凉寺の駐車場です。この駐車場は約40台駐車可能で1日駐車して800円。土日も営業しています。
祇王寺アクセス
住所:〒616-8435 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
TEL:075-861-3574
- 祇王寺への電車でのアクセス
(1) JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅より徒歩20分
(2) 京福電鉄 嵐山駅より徒歩20分
【京都駅から最寄駅へのアクセス】
(1)京都駅―(JR嵯峨野線 園部行)―嵯峨嵐山駅
(2)京都駅―(JR嵯峨野線 園部行)―嵯峨嵐山駅―(徒歩)―嵐電嵯峨駅―(京福電鉄嵐山本線)―嵐山駅
- 祇王寺への車でのアクセス
(1)京都南ICより 約35分(13km)
(2)京都駅より 約30分(11km)
- 祇王寺への市バスでのアクセス
(1)四条河原町から、市営11番(山越中町行)乗車―(約50分)―嵯峨小学校前 下車 徒歩17分
(2)四条大宮(阪急大宮駅)から、市営91番(大覚寺行)乗車―(約30分)―嵯峨釈迦堂前 下車 徒歩15分
(3)阪急嵐山駅から、市営28番(大覚寺行)乗車―(約10分)―嵯峨釈迦堂前 下車 徒歩15分
まとめ
京都の紅葉は本当に見事でとても人気があります。嵐山は特に人気スポットとなっています。
今回行った祇王寺は嵯峨野の奥にあるお寺なので人も少なくおすすめです。
紅葉と苔が美しい祇王寺、少し歩きますが竹林の細道を歩くのもとても風情があっていいですよ。
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