最近料理やデザートによく使用される「グラスフェッドバター」
業務スーパーに行くたびに気になっていた「グラスフェッドバター」でクロワッサンを焼いてみました。
普段使用しているバターとどう違うのでしょうか。「グラスフェッドバター」をご紹介します。
業務スーパー グラスフェッドバターとは
「グラスフェッドバター」は、牧草を食べて育った牛(グラスフェッド牛)のミルクから作るバターです。一般的なバターは穀物を食べて育った牛(グレインフェッド牛)のミルクから作ります。
グラスフェッドバターコーヒでダイエットなんていう特集も「ヒルナンデス」などのテレビ番組でも紹介されたりしてここ数年で非常に人気が出ているようですね。
写真が業務スーパーで購入したグラスフェッドバター(ウエストゴールド社製)。有塩と無塩がありますが、わたしがよく行く業務スーパーには無塩しか置いていませんでした。有塩はお菓子作りには使いませんので問題なしです。必要であれば塩を加えれば有塩バターになります。
グラスフェッドバターはアマゾンや楽天でも売ってますが結構大きくて高いです。業務スーパーの方が大きさも手頃で安く購入できます。今回は454g(1ポンド)778円(税込840円)でした。1ポンドであれば普段使うバターと値段はあまり変わりません。
グラスフェッドバターは一般的なバターと違い黄色味を帯びています。これは牛が食べる牧草に体内でビタミンAにかわるカロチンが多く含まれている為です。血液のサラサラ効果が期待できるオメガ3の割合も高いです。
一般的なバターと食べ比べしてみましたが、それほどの違いはないように感じました。少しだけグラスフェッドバターの方がコクがあるように感じました。熱が入ればまた味、風味などが変わってくると感じました。
グラスフェッドバターは体に良いからと言ってやはり食べ過ぎはよくないですね。カロリーも高めです。ほどほどですね。
グラスフェッドバターでクロワッサンを焼いてみた
今回はニュージーランド・ウエストゴールド社製のグラスフェッドバターでクロワッサンを焼いてみました。
クロワッサンは生地を作る際に練りこんだり、バターをシート状に延ばして生地に折り込みます。使用する量も多くなります。それと個人的にもクロワッサンが大好きなんです。それが今回作った理由でもあります。
焼き上がりが上の写真です。普段焼くクロワッサンと違いはないです。味はどうでしょうか。
1日冷蔵庫で低温発酵させたクロワッサン生地にシート状に延ばしたグラスフェッドバターを包みます。
この生地を3つ折りして適度に休ませ、計3つ折りを3回します。
このクロワッサン生地を延ばして、二等辺三角形にカットして巻くとこんな感じのクロワッサンになります。
これを発酵させて220℃位のオーブンで焼きます。この時普段使用しているバターとは違う香りがしました。なんとも言えない香ばしいいい匂い。グラスフェッドバター、思った通り熱が入ると違うようです。
焼き上がったクロワッサン。色付きも明らかに違いますね。濃い色がついてます。カットして食べてみると、バターが染み出てくる感じで味が濃い、わたし好みのクロワッサンでホント美味ししかったです。
グラスフェッドバターは料理やデザートなど、幅広く使用できそうです。またいろいろ挑戦してみます。
業務スーパーのグラスフェッドバター
製造者
原産国名:ニュージーランド
原材料:生乳
454g(1ポンド)778円(税込840円)
栄養成分表(100g当たり)
熱量:743kcal
タンパク質:0.3g
脂質:86.3g
炭水化物:0.5g
食塩相当量:0g
カルシウム:16㎎
価格や成分は変更になることもありますので購入時に確認してくださいね。
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